インド北西部　ラジャスタン／グジャラート　砂漠の民の手芸　ミラーワーク　壁掛け

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商品の説明

賞賛！NHK取材班
世界の秘境へ行き、美しい風物を写真に収め、細部にわたる情報を集め、各界の専門家に原稿依頼し生涯保存版相当の素晴らしい出版物を数々刊行。
見応えのある内容の本だなぁと改めておもて表紙に目をやると、、『NHK取材班』とある。
後半の写真の数枚は、そんな本からの情報を借用。
ちなみにその本は
NHK世界手芸紀行4️⃣ミラー刺しゆう／ジャワ更紗編
手仕事の工程を一コマ毎に写真で収めているこまめで丁寧な取材は素晴らしい。
＊＊＊
インド北西部の砂漠地帯に半定住、半遊牧するラバーリ族の写真はどれを見てもどんな情景の中で撮影されようとも「カッコいい」。
この辺りは西のアラビア文化へ続くインドの辺境の地。
カッチの港にアラブの商人の船、陸路では駱駝の背に東西の品々が往来する土地。
文化圏の交わる所でありながら、独自の文化を色濃く反映する彼らの暮らしぶり、家屋の形態、家財道具、装飾品、そしてコスチューム。
彼らの結婚式の際の晴れ着は、老若男女圧巻だ！
ファッションなどという根っこの浅い言葉は彼らには全く相応しくない。
いっときの「流行り」に身を纏っているのではなく古来の伝統を纏っているから。
男性のターバンのボリュームと全身とのバランス感。
彼らの見事な着こなしは、砂地の無限ランナウェイを埋め尽くす。
ドレスコードは無いが、村民こぞって一体感のある装い。似通った色調で似通った出立ちなのに、個々に際立ってもいる。
砂漠ではラバーリ以外の民族も暮らしているが、ラバーリ族は、特に女性の美しさで知られているという。
普段は黒っぽい布でその美しさを隠すように覆っている彼女たちのハレの服は、ミラーを散りばめた眩いばかりの華麗な衣装。
今回出品したらミラワークの壁掛けは、住まいの装飾品として丹精を込めたもの。
中央に6片、外に12片の花(パトラ紋様ので面を四等分割し、ヘム寄りの外枠には4片の花。
面の取り方(分割の仕方)などに謂れがあるのかもしれない？が知見の輩(ともがら)の助言を乞う次第です。
曼荼羅に見えなくもない。
裏面はより神秘的な曼荼羅に見えませんか？

仕上げはご覧の通りしっかりしており、かつミラーの欠けは皆無。
お渡しの際には磨き込み、さらに煌びやかな状態にして品格を加味したいと存じます。